第19巻4201番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4201番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4201番歌 |
作者 | 久米広縄 |
題詞 | (十二日遊覧布勢水海船泊於多<I>灣望<見>藤花各述懐作歌四首) |
原文 | 伊佐左可尓 念而来之乎 多I乃浦尓 開流藤見而 一夜可經 |
訓読 | いささかに思ひて来しを多胡の浦に咲ける藤見て一夜経ぬべし |
かな | いささかに おもひてこしを たこのうらに さけるふぢみて ひとよへぬべし |
英語(ローマ字) | ISASAKANI OMOHITEKOSHIWO TAKONOURANI SAKERUFUDIMITE HITOYOHENUBESHI |
訳 | さほどでもあるまいと思ってやって来たが、多胡の浦に咲く藤に見ほれて一夜が過ぎていく。 |
左注 | 判官久米朝臣廣縄 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝2年4月12日、年紀、作者:久米広縄、地名、氷見、富山、遊覧、土地讃美 |